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予約は必要ですか? |
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原則的に完全予約制です。 まず、お電話ください。医師が直接にお話して予約を入れさせていただきます。 |
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診察はどのようなものですか? |
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基本的に患者様にお会いしての問診が中心となります。 その中で、「今、困っていること」「原因となるストレス」「背景としてどのような問題があるのか」を一緒に考えてゆきます。場合によっては心理検査を併用することもあります。心理検査をする場合は結果のレポートをお渡しいたします。 まず、起こっている問題の本質を理解することを第一の目標とします。 |
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治療はどのようなものですか? |
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症状や問題行動の意味を十分に理解した上で治療を組み立ててゆきます。 治療は「関わり」を主体としたもので以下のような治療プログラムがあります。 |
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1.分析的精神療法: |
症状の奥にある本質的な対人関係の問題に焦点をあててゆきます。 |
2.プレイセラピー: |
遊びの中で自由に感情を表現できるように関わってゆきます |
3.家族療法: |
家族という視点から仮説をたてて治療的に関わってゆきます。 |
4.集団療法: |
受容的な集団の中で自分を表現してゆくことを目標とします。 |
5.薬物療法も併用して行っております。(院外処方となります) |
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地域との連携はしていただけますか? |
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地域の保健福祉センター・子育て支援センター・児童相談所・教育相談センターとは常時連携を保っております。 学校・幼稚園・保育園などとの連絡もとりつつ医療としてできる支援を考えてゆきます。 |
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症状が悪化した時に紹介してもらえる病院はありますか? |
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症状に応じて紹介できる病院とのネットワークを作っております。 関東中央病院・梅が丘病院・成育医療センター・長谷川病院・多摩中央病院などの病院を紹介いたします。 |
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どのような患者さんが多いのですか? |
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児童思春期の子どもさんが多く受診されます。現代は大人にとっても子どもにとっても生きにくい世の中ですが、特に子どもにしわよせがいっているようです。子どもたちは様々な症状や問題行動を起こすことにより、自分が行き詰まっていること周囲の大人達に伝えています。子どもの症状や問題行動の意味することを考えて、成長発達を視野に入れた治療と支援を考えてゆきます。 また子育て中のお母さんの受診も多くあります。昔からあった「地域」というコミュニティーがなくなり、子育て中のお母さんが日常の中で支えられること少なくなっております。保健福祉センターや子育て支援センターなどと連携して子育ての支援を積極的に行っています。 |
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アスペルガーやADHDの子どもは診てもらえますか? |
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最近、チェックシートなど利用した安易な診断が行われていることを危惧しております。まず、本当にアスペルガーやADHDであるのか?それとも心理的なストレスの反応としてそれらの疾患と似たような状態を呈しているのか?または全く別の疾患が隠れているのか?を見定めてから治療を行いたいと考えております。
子どもに症状が起こる場合は、以下の3点から考えてゆきます。 |
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1.その子どもさんの元来の気質 |
2.生育環境 |
3.直近のストレス |
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これらの中でどの部分が主要なテーマであるかによって治療や対応は変わってきます。 |
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本人が受診したがらない場合は診ていただけますか? |
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すでにご本人様が受診されている場合は、家族精神療法として保健診療できます。 ご本人様の受診がない場合は、自費の相談となります。費用は8000円(30分)です。 |
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心療内科というと料金が高そうでが、どのくらいかかりますか? |
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原則的に健康保険が適用出来ます。 20 歳以下の子どもの場合は、初診で約3,500円、再診で約2,500円です。
平成19年10月から東京都では義務教育就学児医療費助成制度が開始となり、助成の範囲が広がりました。「マル子」の医療証をご持参になってください。 |
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医療費の公費負担は? |
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2006年4月から障害者自立支援法施行に伴い、精神保健法32条(通院医療費公費負担制度)は自立支援医療制度に変更一元化されました。
原則的に自己負担は10%(旧32条では5%)となります。また世帯収入に応じて1ヶ月の自己負担限度額が設定されております。 各地域の保健福祉センターが窓口となっておりますのでお尋ねになってください。 |
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生活保護を受けているのですが、診察は受けられるでしょうか? |
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問題ありません。 |
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通院期間はどれくらいになるのでしょうか? |
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治療が何を目標とするのか?どこを治療のゴールにするのか?によって変わってきます。いずれにしても、焦らずにゆっくりと治療してゆくことが大切です。 その為、通院が長期に及ぶ場合もありますが、根気よく取り組んでいただくことが大切です。 |
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